企業が知るべき知財のいろは

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分析シリーズ(知財活用戦略) 株式会社タイミーの特許から学ぶ “ただ取るだけじゃない!ビジネスに活用する特許の出願~権利化” (第3回)

第3回:タイミーのビジネス活用戦略の改善点(こうすれば成功した?) 第3回はまとめ回である。 ここでは、大きく分けて2つの点について語ろうと思う。 一つは「今回の事例から企業は何を学べるか」である。 もう一つは、タイミーの狙いが契約管理に関...
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分析シリーズ(権利化能力) 「意見書のみ応答率」の分布からみえる傾向の考察5

意見書のみ応答率の高さの要因(=事務所の実力なのか?)概要「意見書のみ応答」は審査官の判断に真っ向反論する対応であるが、特許庁の審査官が下した判断の誤りをどの観点から見出すのか。そこには「技術的要因」と「法律的要因」の二つが考えられる。 そ...
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分析シリーズ(権利化能力) 「意見書のみ応答率」の分布からみえる傾向の考察4

”意見書のみ応答率”の低い特許事務所の数プロローグ”意見書のみ応答”は、なるべく権利(請求項)を限定しない応答の典型であり、この応答率の高さは権利化能力の高さを評価する一つの判断材料になる。(もちろん、これだけで権利化能力を直接的に評価する...
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分析シリーズ(権利化能力) 「意見書のみ応答率」の分布からみえる特許事務所の傾向の考察3

「攻めの権利化」姿勢の事務所と「守りの権利化」姿勢の事務所「攻めの権利化」と「守りの権利化」 知財にそこまで明るくない読者のためにおさらいをしておく。特許実務を知っている方はここは読み飛ばしてもいい。 まず、特許は出願をすれば権利が貰えるわ...
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分析シリーズ(権利化能力) 「意見書のみ応答率」の分布からみえる特許事務所の傾向の考察2

事務所規模からみえてくる特許事務所の権利化能力の傾向 さて、特許事務所のAO応答統計の分析も100の事務所を突破してきたところで、クラス別に「意見書のみ応答率」の分布をみてみたら、面白い傾向が見えてきたので紹介したいと思う。 この分析では特...
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分析シリーズ(権利化能力) ”権利化能力の重要性を考える” 題材No1. 特許6474089号

ビジネスのための特許とは ~タイミー特許からの考察~ Part2はじめに 本記事はPart1からの続編のため、読まれていない方は是非ともPart1記事をお読みいただきたい。 Part1では、特許権者「株式会社タイミー」が有する特許第6474...
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分析シリーズ(権利化能力) 「意見書のみ応答率」の分布からみえる特許事務所の傾向の考察1

高い「意見書のみ応答率」を有する特許事務所の少なさが示すこと概要 拒絶理由への応答において、権利を限定しないで(特許の権利範囲を狭くしないで)特許性を主張する応答が「意見書のみ」の応答にあたる。 したがって、特許庁の審査に対して意見書のみで...
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企業が特許事務所に求めるべき2つの重要な能力

企業が特許を取得するのは、その特許が“ビジネス(事業)のため”になるからである。また、“ビジネスのため”になる特許といえるには、その特許権が市場に対するプレゼンスを有していなければならない。市場に対する存在価値のない特許権は、競合他社に見向...
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「意見書(/審判請求書)のみ」応答の意味

なぜ「意見書(/審判請求書)のみ」か「補正書あり」かが権利化能力を測るバロメーターになるのかさて、私が「特許事務所のOA応答統計」の記事で、権利化能力を測るバロメーターの一つに、特許庁への応答が「意見書のみ」か「意見書及び補正書」かという指...