実務能力を上げたい実務家の皆様
当サイトは『他の実務家と差をつけたい』『より高いレベルで実務能力を磨きたい』といった志の高い実務家の方を尊重します。
弁理士業の質および報酬の適正化と充実化を図るには、志の高い実務家が業界内に一定数以上いることが重要と考えております。
志の高い実務家の能力向上をサポートするために、以下のコンテンツ及びサービスを用意しています。また、志の高い実務家育成を図るため、弁理士登録歴の短い方には、よりリーズナブルな価格で提供いたします。
コンテンツ/サービスメニュー(各メニューの内容詳細は下記)
※各コンテンツ/サービスの詳細は下記にあります
料金プラン
※弁理士登録歴は、支払時点の経歴でご判断下さい。
提供コンテンツ
判例分析のすすめ:無料/有料コンテンツ
より具体的な形で実務に活かせるレベルにまで判例論理を紐解く
「判例分析のすすめ」では、近時の裁判例を題材とし、判決文を詳細に分析して、具体的な実務への対策を検討します。(題材のほとんどが「特許」判例ですが、商標や意匠など、他の知財判例もあります)
特許査定率の高い日本で、審査に通る特許(=審査で特許査定を得ればよいだけの特許)を出願することは非常に簡単です。
特許査定=顧客価値と考える事務所や実務家も存在しますが、当サイトは、顧客への提供価値をこのように捉えるべきではなく、顧客の事業に役立つ権利を取得できてこそ、真に顧客の満足する価値提供が成されるものと考えております。
そのため、審査で特許査定を得ることだけを考えるのではなく、権利活用や無効審判など、その後の紛争に勝てる特許出願や権利はどうあるべきかを、実際の紛争事例である裁判例から学び、これを出願や権利化の実務に活かすことが、当サイトの掲げる「品質の追求」へと繋がるものと信じています。
1つの裁判例についてのコンテンツの構成は「概要紹介」「所感」「詳細な分析/考察」となります(全記事がこの構成とは限りませんが、だいたいこの流れです)。
一度判決文を読んで掴めるような内容は無料とし、詳細な分析を行って、実務に有益なレベル(具体的に実務に落とし込めるレベル)にまで判例論理を紐解いた内容は有料としています。無料部分も、それなりに深い内容に踏み込むことは多々ありますので、それなりに読み応えはあると思います。(※なお、全文無料のコンテンツもありますので、「記事一覧」のサブメニューの「全文無料記事」からご覧ください。)
拒絶理由対応のすすめ:有料コンテンツ
妥協のない最大限の権利化を導く「拒絶理由解消」の論理思考を築き上げる
「拒絶理由対応のすすめ」は、実際に出願され、タイムリーに審査されている特許出願を題材にし、出願人/代理人と並行する形で、拒絶理由の応答方針を検討します。そのため、実際に行われている出願人/代理人の応答内容と比較し、対応の良し悪しをリアルに検討することができます。
毎月1件、題材は、電気、機械、化学などの様々な技術分野の案件を扱います。応答方針の詳細を公開する期間は約一カ月間となっているため、公開期間を過ぎた題材は、原則閲覧できません(※限定的に再公開することはあります)。
また、当コンテンツでは、単に応答方針(検討の結果部分)を記すのではなく、応答方針を導くまでの「思考プロセス」をなるべく忠実に記録することを重要視しています。
コンテンツの構成は、「題材の紹介」「応答方針の骨子」「出願人の対応」「意見書案(必要があれば補正書案)」となっており、応答方針の骨子を実際の思考プロセスに沿って説明しています。
なお、当サイトは、皆様が当コンテンツの「適正な品質」を測る上で、コンテンツ提供者である「弁理士X」が実際にどのレベルで拒絶理由に対応しているかを開示することが非常に重要であるものと認識しております。
当サイトでは、近年の「弁理士X」の拒絶理由応答の統計を公開していますので、会員登録をご検討の際は、そちらもご参考にしていただければと存じます。(メニューにあります。)
コラムのすすめ:無料/有料コンテンツ
知財の面白い(興味深い)テーマに触れる
「コラムのすすめ」では、自由なテーマで知財に関することを話します。また、判例分析や拒絶理由対応の検討の中で気になった論点で、具体的な事例や題材の中で扱うには相応しくないと思う論点も、コラムで取り上げるようにしています。
裁判例や拒絶理由対応など、個々の題材では、どうしても論点が”狭く深く”なってしまいますが、”広い視点”から知財に関する問題を眺めることで幅を拡げることも「品質の追求」には必要なことだと当サイトは考えております。
具体的な実務に落とし込める内容については有料としていますが、問題提起や法律論の個人的な見解を述べるに過ぎないものは、基本的に無料で公開しています。
また、有料コラムとして「特許実務スキル(応用編)」を不定期にシリーズ配信しています。おそらく実務上級者でも簡単には気付かないであろう実務のテクニックを紹介します。
提供サービス
特許実務のすすめ:無料/有料サービス
実務の上質な「バイブル」を目指して(実務内容から探せるヒント集)
「特許実務のすすめ」は、裁判例等から得られた「実務への活かし(学び)」を、実務内容からの逆引きで検索できるようにした、実務直結型のサービスです。
判例紹介は、既に数多くの事務所や個人からされており、インターネットで検索すれば多くの記事がヒットする時代です。しかしながら、これらは裁判例をキーワードとしているため、皆様が直面している実務の内容に合ったヒントが得られるとは限りません。
当サイトは、知財実務の「品質の追求」のためには、実務の内容から、これに対応する多くの裁判例と、これらの裁判例から得られる「実務への活かし(学び)」を直ちに見つけることのできるサービスがあってこそ、得られた知見を最大限に実務に活かすことができるものと考え、当サービスを提供しております。
検索の対象は、当サイトのコンテンツとなっておりますので、無料コンテンツのみで構成される「特許実務のすすめ」は無料版として公開しています。
「出願」「権利化」「無効化」「活用」などの実務のフェーズに応じ、さらに、29条(新規性/進歩性)や36条(実施可能要件、サポート要件、明確性要件)などの具体的に対応する実務の内容に応じて、判断基準(規範)や、実務に使える主張の方法や論理などを見つけることができます。
書面作成時に、咄嗟に使いたい判旨のフレーズ(裁判所の示した判断基準)を探すのにも便利です。
拒絶対応添削のすすめ:有料サービス
合理的・論理的な文相構成力を磨き、拒絶理由解消の確度を上げる
「拒絶対応添削のすすめ」は、あなたの作成した意見書の内容や応答書面の内容を添削するサービスです。あなたの知見と「拒絶理由対応のすすめ」から学んだことを参考に、自らの作成した応答書面の腕試しができる場となります。
同じ意見を述べる場合でも、その文章の論理的な構成力の違いによって、審査官への説得力には大きな差が生じます。拒絶理由を解消する確率を高めるには、審査官が嫌でも納得するレベルの説得的な論理が求められるため、文書構成力の「品質を追求」する実務家を支援することが当サービスの目的となります。
当サービスは、作成した意見書の論理構成を評価・添削するコースと、論理構成だけでなく、応答方針も含めて評価・添削するコースを用意しております。
また、当サービスは「拒絶対応プラン」会員か「オールプラン」会員のみが利用できるサービスとなっており、月額料金とは別途料金が発生します。(サービス利用の申込は、会員専用ページから行えます。)
論理構成のみを評価・添削するコースでは、あなたの立てた応答方針(例えば「構成Aを限定して進歩性を解消する」といった方針)について、その是非を検討することは致しません。意見書における主張内容や展開が、あなたの立てた応答方針に則って合理的な説明となっているかを評価・添削します。
応答方針も含めて評価・添削するコースでは、あなたの立てた応答方針が、拒絶理由の解消に適当なものであるかや、その他にも拒絶理由を解消する妥当な方針があるかを検討し、より望ましい方針があればその点も指摘します。こちらのコースの方が評価・添削に時間を要するため料金も高くなっております。
なお、評価・添削の対象は、既に応答したものに限ります。応答前の案文を評価・添削し、その内容が実際に手続きした応答方針に影響すると、実質的に復代理のような立場となってしまい代理業となり得るためです。
おまけコンテンツ
今日の商標:無料コンテンツ
「今日の商標」では、気になった最近の商標審決を紹介しています。
判断のポイントとなった審決を抜粋して紹介し、さらに、「所感」では、審決の判断からの学びや疑問点を述べています。
商標実務の初級者でも入りやすいコンテンツを目指し、多数の審決の中から学びのありそうな題材をピックアップしておりますので、「今日の商標」をチェックすれば、商標法3条や4条が具体的にどう判断されるのか、その土地勘をグッと得ることができるでしょう。
近年は、知財戦略において「商標」の価値が上がっており、最早「特許」だけの知財戦略の提案では、顧客の事業に対する総合的な「知財戦略」の提案はできません。商標実務をそれなりに理解しておくことが、真の意味での知財コンサルティングに必要な時代ですので、顧客から信頼され「納得される実務家」を目指す方に活用いただきたいコンテンツです。「今日の商標」はメニューから見ることができます。